卒研大詰め
ようやっと今行っている大学の卒研が大詰めになってきました。12月・1月はかなり忙しくなるので、MIXが今まで以上に滞るかもです。申し訳ないです。
いま大学でやっている研究
文章博士:Webベース文章校正支援装置(Monjo-Hakase: Web-based Automatic Text Correction Assistant for Technical Writing)
これの開発と、その評価。日本語の説明文・技術文書・論文専用の自動文章校正支援装置です。開発成果物として公開していますので、もしよかったらお使いください。
どんなソフトよ
表現が煩雑になりがちな技術文書、説明書、論文の難読化を防ぐための自動校正支援システムです。文章の係り受け関係を解析し、以下のような状況についてエラーメッセージを出します。
1画面完結型ですので、エラーメッセージを確認しつつ、校正をすすめることが出来ます。
- 1つの文節に対して多くの文節がかかりすぎている事象
- 隣接する文節への係り受けが長すぎる事象
その他、先行研究として存在したjcorrectの機能の一部を踏襲し、以下の機能を提供します。
- 主語なし検出
- 語順エラー(語順が一様に整っていない場合に警告を発生させる機能)
- 重複表現
こういう人にお勧め
- 日々報告書とか書いてる人
- 技術文書を書く人
- 専門書を書く人
- 論文を書く人
- だ、である調の説明文を書く必要のある人
- 「ソフトのインストールとかめんどくさいよ」って人
- とにかく無料で校正支援受けたいよって人
制限事項
- 箇条書きの説明については解析できません。エラーが多発すると思いますが仕様です。
- 現時点では、2000文字以上流しこむとちょっと重いかも。(3秒前後)
- アクセスが集中してるとちょっと重いかも。高速化を今回は全く念頭にいれていません。
- GPL感染しているので、卒研発表が終了したタイミングで3月頃よりソースコードをフル公開します。
- アクセス解析のためにGoogle Analyticsを利用しています。