JAN(8桁、および13桁)⇒ITF(14桁)変換について
最近仕事で物流システムの開発をしているLunar-Kですが、とある事情から集合包装コードからJANコードへの変換を行う必要が出ました。
但し、JANコードにはGTIN-13(13桁のEAN/JANコード)とGTIN-8(8桁のEAN/JANコード)があります。
そうなるとその変換方法が問題になります。
ITF-14⇒GTIN-13(13桁JAN)への変換の場合ですが、これはGS1(一般財団法人流通システム開発センター)様のサイトにも記述がありますが、
1.先頭1桁目ののインジケータ(PI)を取り除く
2.末尾のチェックデジットを取り除く
3.12桁となった状態で、13桁目をモジュラス10ウェイト3で再計算
となります。
…では、GTIN-8の場合、ITFコードはどうやって入ってくるのでしょうか?という問題があります。
やっぱり餅は餅屋だろ、ってことで本家に問い合わせてみました。
結論。
こう入ってきます。
「10000049968719」
(インジケータの後ろに、0が5つ付いた状態で入れる)
つまりITF-14からJAN-8への変換はこうなります。
1.先頭1桁目のインジケータ(PI)を取り除く
2.末尾のチェックデジットを取り除く
3.12桁となった状態で、13桁目をモジュラス10ウェイト3で再計算
4.このとき0が「5桁」以上続いているならば、最初の「0」5桁はフィラーなので取り除く*1
*1:参考:業界別標準化活動(食品軽包装・原材料・代理収納) | 標準化活動 | GS1 Japan(一般財団法人流通システム開発センター) 食品軽包装業界 バーコード(JAN シンボル・ITF シンボル) ソースマーキングガイド 第1版 P.51