JOYSOUND Wii 専用マイクのPCへの転用について

カラオケJOYSOUND Wii専用USBマイク

カラオケJOYSOUND Wii専用USBマイク

JOYSOUND Wii専用マイクDXに続き、JOYSOUND Wii専用マイクのレビューです。なんと私が買った時、780円ととても安価だったので…^^;

JOYSOUND Wii用専用マイク、前述のとおりDX版、そしてこの初代のマイクともにPCで認識します。簡単な説明は前回しているので、音声サンプルと動作確認の報告に早速移ります。

ベンダID、PID、ハードウェア認識に関わる挙動

USB\VID_046D&PID_0A03&REV_0102&MI_00
USB\VID_046D&PID_0A03&MI_00
VID:057E - Logitechのベンダーコードを示します。つまり中身はLogitech製です。
サービスはusbaudioを示しておりますが、録音デバイスとしてのみ反応します。OS標準のドライバで動作可能です(Windows XP以降で手元では確認。2000以下は未検証)。

音質

■カラオケJOYSOUND Wii専用USBマイク

■カラオケJOYSOUND Wii専用USBマイクDX(前回記事で掲載したもの)

上記音声は、マイク2本を束ね、1回の収録で録っています。つきましては、アナログの音声情報はほぼ同一のものとなります。なお、録音音量の設定はWindows7上で「最大」、マイクとの距離については、オンマイクで正面から8cm、オフマイクで斜め45度、10cmとしています。

斜めからの運用では、初代のマイクでは高音部が若干曇りがちになりますが、マイクを正面から捉えると、むしろ2代目のDXよりもフラットな特性が得られます。一方、斜めからでも正面からでも、2代目のDXは録音の特性が変わりにくく、ラジオのような長時間の会話においてはDXマイクのほうがよりよい特性を得られそうです。

しかしながらコモンモードノイズは初代のほうが少ないです。双方、ポップスクリーンは必須で、マイクを吹かないような対策を行えば、ネットラジオやニコ生、こえ部、歌ってみたで、低コストに音質を上げる良い方法となるでしょう。

マイクスタンドへの固定方法

マイクスタンドへの固定が難しい(φ31〜34mm)ため、うちでは安価に購入出来るクリップ式マイクホルダーでの固定を諦めました(一応クリップ式マイクホルダーでくわえられるが、常用すると長期的には破壊するので)。このように、100均で買えるゴムバンドで、マイクホルダーに沿うように巻きつけています。安定度はまずまずです。もしかしたらK&MのMH3が合致するかもしれません。
なお、ポップノイズ対策はDXマイクと同じく、100均ポップスクリーンを自作しています。