DEC Digital Celebris GL6200

 4月の初めにバイト先の社屋引越しで2台ほど古いマシンを頂いたののうちの1台。

 PentiumPro200MHzという低スペックのため、FreeBSDでも走るとよいなと考えてみたが、結局いっしょに貰ってきたWindowsNT4.0 Serverをインストール。やはりNTってOS軽くていいです。OS本体が300MB切ってます。
 実は、Windowsを入れるに至る前にVineLinuxも試したが、なんかFAT以外うけつけねぇぞこのマシン(泣)という事態があり、OSだけでディスクも1.5GB食っていくし…ということで泣く泣くWindows系にするという経緯があったりするわけですが、さすがLinuxNOTReadyだけある。ひん曲がった根性が素敵。けど、DECだけあって、一発起動してしまえば滅茶苦茶安定しています。父親がDEC好きだった理由を6年越しで理解する俺。
 まぁ、実際の用途を考えるなら、BIOS入りATAカードを刺して(動くかどうかわからんが)UltraATA転送を使えるようにしたほうがよさげですが…まぁ、音楽ききながらNetするぐらいは現状でも問題ない。

 あとは、中古でBIOS入り高級SCSI RAIDカードを買ってきて富士通MAM系高速HDDのRAID0/1で萌える、のどちらかでしょう。
 しっかし、DECのキーボード打ちやすいよウワァァン 私の持っているKEY TRONICの英語キーボードと比べてもあんまり打鍵速度に差が出ないのが楽しい。
 型番はRT6656TWJP。RT6000系といわれているキーボードの一種になるわけだが、Googleで調べたら、信者がいる模様。なんというか…結構な高級キーボードのたぐいとしてラインナップされていますねぇ。確かに質感いいけど。
 そして更にGoogleで調べてみたところ、キーボードのOEM元として有名なミネベア製のラバードームタイプのメンブレンキーボードのようです。分解写真もありましたが、結構お金のかかったキーボードという感じがします。DEC以外にもHewlettPackard、Compaqの名前が入ったものもあるようなので、一応確認してみるよろし。
 ただ、なぜかCompaqブランドのRT6656だけはプラスチックの組成が違うせいか、プラスチックが黄ばんでいるものが多いようです。注意。
 さてと、本体の話に戻ります。
 本体はPentiumPro200MHzを刺すためのスロットが1個のみのモデル。一応、マザーボードの基盤自体は部品の共用の関係で1種類のようですが、SingleCPUモデルは2個目のソケットがなく、シャドウになっているという感じ。多分、下駄以外にもいろいろついてないとおもうので、下駄だけはんだ付けしても動かないだろうなぁ。まぁ、それならそれで板だけジャンク屋で探してくるわけですが。
 いろいろ調べてみると、Intel PentiumII OverDriveProcessorが刺さったり、PLPRO?つー変換下駄でCeleron 533MHzまで乗ったりするわけですが…はっきりいうて、私はPentiumProが使ってみたかったわけだし、それじゃあんまり意味ないなと思い。まぁ、予備パーツとして購入はしておきますがね。Cele533MHzもだぶついてるし。そういえば友人が借りてったままだな。一応連絡いれてみるか。
 メモリはSIMM6枚刺しが可能で、32MBのSIMMまで認識の模様。最大192MBまでは認識しそうだ。
 あと、1つ、なんか意外なことを発見。
 なぜか手元にあるAOpen製のCDE56E(56倍速CDROMドライブ)と交換・運用してみようとしたらBIOSレベルで動かない。DMAモード周りがおかしいのか、ドライブが故障してるかどっちか。んー、謎。今度ドライブのほうを調べてみよう。
 まぁ、元からついているドライブもミツミの32倍速っぽいので、そんなに問題はないのですが、やけに年季が入っていたので暇なときに掃除するようにはずして置こうとおもったのだが…うーむ。AT機ってわけわからん。まだ修行が足りないらしい。
 そういえば、AT機が日本で覇権を握るころは、私はPC98使いだったし、友人がどんどんとAT機に移っていくさまを見て悲しくなるほどNEC信者だったゆえ、あまり当時のハードウェアには詳しくない。丁度過渡期といえば過渡期なわけだけど。
 そういえば、これからATXの次期企画にあたるBTXなんてものが出るらしい。どうなることやら。